Sunday, 22 March 2026

NYタイムズ紙、電子版専用に?

「20年後」新聞発行終了見通し


2020年8月20日


ニューヨーク・タイムズ紙のトンプソン最高経営責任者 (CEO) は8月10日のCNBC-TVの番組で、紙媒体の発行は20年後には終了する見通しを示した。

スマートフォンやパソコンで読む電子版の購読者を増やす戦略に特化するとみられる。


9月にCEOを退任するトンプソン氏は「今後10年間は間違いなく印刷される。おそらく15年後も。20年後も印刷されていたら非常に驚くだろう」と述べた。


同社は2020年4~6月期決算で、デジタル部門の売上高の合計が四半期ベースで紙媒体を初めて上回った。

紙媒体の広告収入は前年同期比55%減と不振だった。

新型コロナウイルスに伴う経済活動の停滞が響いた。


トンプソン氏は「われわれの社会はグローバル化や気候変動、移民をめぐり、破壊的な力で引き裂かれてきた」と指摘。

今後10年はもっと多くのニュースがあると予測し、同社の報道は必要とされるとの見方を示した。


Photo:© ymgerman / shutterstock.com



(2020年9月1日号掲載)